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3割の高齢者が孤独死!ネットカフェ難民50代と20代の利用者が一緒、6割は短期契約労働者の実態

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なぜ、多い?50代のネットカフェ難民

ネットカフェなどで寝泊まりを繰り返している「ネットカフェ難民」20代の若者が多いのかと思いきや、現代では50代を皮切りに60代と20代に並ぶ勢いで利用者が増え続けていることが明らかになった。

 

ネットカフェ難民の現在の暮らしとは?生活費や食事の内訳は?また、女性が増えたそのわけは?

ネットカフェ難民の現在の暮らしぶりの実態は、どのようなものだろうか?

 

毎日の生活費の現状と食事代の稼ぎ方とは?

 

いっけん、ネットカフェ難民とは無縁に思える女性でもネットカフェ難民化している理由がある。

 

ネットカフェ難民という言葉が認知され始めたのには2007年ころからでありテレビなどで難民化する貧困者たちなどわだいになり取り上げられていた。

 

それから、現在までネットカフェ難民は少なくなるどころか高齢者の利用も増えているという。

 

2018年1月の東京都が発表した調査では、都内だけでネットカフェ難民は1日、4000人に上っているという。

 

そのうち、7割の人が非正規労働者

 

みなさんもご存知かと思うが、ネットカフェは「カフェ」というが実際は薄いパーテーションで区切られていて極めて狭い空間の中に大きな1人掛けソファーが置いてあるような場所になっている。

 

しかし、プライベートな空間を確保できるようになっており、シャワーやドリンクバー、食事などのサービスも充実しているところが少なくありません。

 

ネットカフェ難民と呼ばれる人たちをあえてターゲットにしたビジネスともなっている。

 

会社のリストラにあった人や、派遣切りにあった人で十分な生活費が稼げなくなり食事代も含めビジネスホテルやサウナなどよりも安いネットカフェに駆け込む人が若い男性に限らず、女性や高齢者などにも普及した。

 

料金が安く済む方に流れるのは自然な事なのかもしれないが、ネットカフェ難民の1ヶ月あたりの生活費は普通に暮らしている人たちよりも少し収入が少ないくらいでそれほどの開きはないことに気づかされる。

 

食事代は3食かかり、衣類の洗濯代の他、滞在費も一般的なホテルよりかは安いとはいえ、1ヶ月を通して換算すると男性と女性の間で生活の差があるとしても普通の安いアパートと同程度ではないかと思う。

 

生活費を切り詰めたくても難しい理由がそこにはあるようだ。アパートを借りるために必要な敷金や礼金を溜めることが出来ず、ネットカフェの方がそのような費用が掛からないために気軽に居ついてしまう。

しかし、それが悪循環になっているといは気付いている人もいれば考えないようにしている人もいる。

 

ネットカフェ難民の最大の問題といえるのは、「住所がないこと」

住所がないために行政からの生活保護申請もできず、運転免許の所得や更新さえも難しい、銀行口座も新規開設できないといった生活に関わることが出来ず、制限された生活をすることになる。

 

その為、ネットカフェ難民をやってしまうと簡単には抜け出せなくなる現実、むしろなんの理由もなく罰ゲームのように襲ってくるのが現在の実情でもあるのでしょうか。

 

食事も安く済ませようとしして、からだの栄養バランスも崩れ栄養失調に知らないうちになっている。

 

本人的には、栄養失調になっているとは思っておらず食べても太らない程度に思っている方が少なくありません。

 

今や、女性がネットカフェ難民をしている時代でそこに陥る若い女性の理由があるのだという。

ネットカフェ難民に陥った女性たち、そのわけとは?

ネットカフェ難民に陥ってしまう女性が多いのが現代の特徴であり抜け出すことにも簡単にいかないのが現実でもあるようです。

 

しかも、ネットカフェ難民になってしまう方は女性と50歳を過ぎた方たちが多く20代の方よりも多いところも存在するという。

 

本来ならば働いて稼いだ給料でお洒落など食費にお金を費やしたりするのが普通の考えであるだろう。

 

しかし、現実では生活費を切り詰め、質素な食事や遊びにも行けない方が反対に多いようです。

 

女性がネットカフェ難民になってしまった理由とは、

  • 遠距離恋愛で会うためのお金が無くなってしまったから
  • 給料だけでは普通の生活ができない
  • 同棲していたが分かれることになり家を失った

といった切実な理由があるようです。

 

非正規労働者の割合が女性とリストラされた50代に多いため、生活もできずに苦しんでいる実情で両者ともネットカフェ難民となってしまったのであろうと思われる。

 

ネットではどんな人ともSNSなどで人と繋がれる時代になっているがリアルでは孤独という現状が、ネットカフェ難民の増える推移に表れているのだろう。

 

「孤独になる」というキーワードで両者が結ばれているが、格差が広がっている現代では他人に対する無関心でもあるのだろうと思う。

 

もちろん、一般的な部屋に住んでいて自己放任をしてしまうケースも十分に多くなっていてこれからはもっと増える見通しにもなっていることに気付いてほしい。

 

まして、女性が男性よりも長生きできる時代で最後は孤独にいきてどうなるのかをまとめたので一考してほしいと願う。

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